仕事辞めたい 死にたい 人生疲れた 消えたい 毎日

仕事に行く前と、仕事中と、仕事が終わった後に「仕事辞めたい」「死にたい」「人生疲れた」「消えたい」と毎日考えている人間が死ぬまで書き続けるつもりのブログ。FXで億単位の資産を作り、底辺から脱出することだけを目標に何とか生きている。

豪ドル/円(AUD/JPY)のルール

f:id:hamchang:20150718233531j:plain

 

私のFXでの投資方法は通貨ペアを豪ドル/円(AUD/JPY)と南アフリカランド/円(ZAR/JPY)に絞っています。

使用しているFX会社は1通貨から売買が可能なSBI FXトレード です。

DMM FX 等を使用し、他の通貨での短期売買も勉強用にしたりはしますが、今のところ、資産運用として考えているのはこの2種類です。

FXをやっている方ならもう予想がついたかもしれませんが、私の基本戦略はスワップポイント狙いの超長期保有型です。

このページでは豪ドル/円(AUD/JPY)の私の投資方法を解説していきます。南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のルールはこちらからご覧下さいませ。

 

豪ドル/円(AUD/JPY)のマイルール


①毎月初めに5万円を入金。
②その日のうちに5万円分の豪ドルを購入。
・注文は成行注文
レバレッジは保有している豪ドル/円の平均約定単価と、豪ドル/円の現在値で判断する。0倍(購入なし)~最大4倍。
③豪ドル/円が想定以上に下がれば毎月初めの入金額を増やす。
損切りはしない。
⑤豪ドル/円の現在値が保有している豪ドル/円の平均約定単価を10円以上超えたら決済。
⑥決済で得た利益は翌月以降の購入分に状況を見てプラスする。


以上です。
曖昧な部分は裁量になりますが、そのあたりは状況によって判断が変わってくるので仕方のない部分だと思います。


①毎月初めに5万円を入金。

これは大丈夫ですね。毎月最初の営業日に5万円を入金します。③の場合が発生すると、5万円以上の入金をすることもあります。


②その日のうちに5万円分の豪ドルを購入。

購入価格は買うときの価格そのままです。特に安値を狙ったりはしません。そんなことができる力があるのなら短期売買で細かく利益を重ねた方が遥かに効率が良いです。私はそんなことはできないから長期投資をしているんだと割りきって成行注文を出します。

購入数量はレバレッジを決めれば「50,000×レバレッジ÷豪ドル/円の現在値」で自動的に決まります。レバレッジ1倍、豪ドル/円現在値91円の場合、549通貨の購入となります。

ここでSBI FXトレード が必須になります。他の業者だと1,000通貨、または10,000通貨単位でしか売買ができないため、このルールでの運用ができません。

レバレッジは保有している豪ドル/円の平均約定単価より豪ドル/円の現在値が低ければ1倍~4倍、高ければ0倍~1倍です。
自分が持っている分より安くなっていたら割安だから多めに買う、高くなっていたら割高だから少なめに買う(または買わない)という判断ですね。購入なしだった場合の資金は翌月以降に割安になった時に毎月の5万円にプラスして購入します。


⑥の場合が発生した時も毎月の5万円にプラスして購入することになります。


③豪ドル/円が想定以上に下がれば毎月初めの入金額を増やす。

これがかなり裁量になるのですが仕方がありません。例えば前月より3円以上下がっていたらとか、保有ポジションの平均約定単価より5円以上安ければ、等のように明確な数字を決めることはできるのですが、やはり状況によって判断が変わってしまうと思うからです。
月初めの時点で前月より3円以上下がっていたとして、明らかに下げ止まっていて、これから上昇しそうな雰囲気なら増額しても良いと思いますが、まだまだ下落途中の様相なら入金額はそのままにせざるを得ません。

増やす金額も状況によりますが、私の給与収入を考慮すると最大でも10万円くらいかなと考えております。


損切りはしない。

これはそのままの意味です。どんなに下落しても損切りはするつもりはありません。その前提で低レバレッジでのスワップ金利狙いの投資をしているからです。


⑤豪ドル/円の現在値が保有している豪ドル/円の平均約定単価を10円以上超えたら決済。

本当はこちらも裁量にしたいのですが、決めておかないとすぐに決済をしてしまうのが人間の心理です。利益が乗るとリバウンドを恐れて早めに確定してしまい、損失が膨らむとリバウンドを期待して保有をし続ける、この心理構造こそが損大利小、コツコツドカンといった言葉で表される負け組トレーダーの特徴です。


利益はある程度伸ばしたいので、私は平均約定単価+10円とします。
保有していればスワップポイントがつくわけですから慌てて決済をする必要はありません。


⑥決済で得た利益は翌月以降の購入分に状況を見てプラスする。

⑤の状況が起こり決済した場合、ポジションはすべてなくなります。またイチからポジションを作りなおさなくてはなりません。

スワップポイントもなくなり寂しいところですが、スワップポイントが多かったということは決済利益もそれなりに出ているはずなので良しとしましょう。この場合のプラス分も③と同様の理由で状況に応じて裁量で決定します。

 

マイルールの基準はリスクと年利20%を目指すリターン


資産1億円の作り方で書いた通り、私の目安とする利回りは年利20%です。実は私が目標としているこの年利20%という数字はこんな面倒くさいルールで売買を行わなくても、スワップポイントだけで達成可能です。


この記事を書いている時点での豪ドル/円の現在値は約91円、スワップポイントは1万通貨あたり1日につき約60円です。

910,000×1.2=1,092,000

1,092,000-910,000=182,000

60×365×レバレッジ=182,000

レバレッジ=8.3105

という計算より、レバレッジ8.4倍で購入すれば年利20%が達成できます。
ただしこの場合、強制ロスカットのリスクは当然高まります。SBI FXトレード の場合、証拠金維持率が50%を下回った時点で強制決済されることを念頭に置き計算します。

1,000,000×8.4÷91=92,308
1,000,000×8.4=8,400,000
8,400,000÷25÷2=168,000
1,000,000-168,000=832,000
832,000÷92,308=9.01
91-9=82

豪ドル/円が約82円になったら強制決済となります。上の計算式は100万円を元手に買ったことになっていますが、いくらの元手で購入していてもレバレッジが同じならロスカットラインは変わりません。

これをハイリスクと見るか、ローリスクと見るかは人によるかもしれませんが、私にはとてもハイリスクです。100万円入金して4円ほど落ちて87円になっただけで、37万円くらいの含み損になります。

とてもじゃありませんが精神的に耐え切れないと思います。

そこでレバレッジを下げるかわりに決済のルールを入れてあります。豪ドル円はドル円等と比べて値動きが大きい通貨ペアです。年に2回位は短期間に10円程度の下落や上昇があったりします。

この波に乗ることができれば、レバレッジを下げてスワップポイントでの利益が減っている分を決済利益で補えます。

逆に動いてしまった場合もレバレッジを下げている分、強制決済には至らず、安い値でポジションを増やし続け、次の上昇期にはより大きな利益を出すことができます。
この好循環で、平均年利は20%に届くと思います。

実際に過去何十年分かの月初めの数値を見て、スワップポイントを政策金利の差から予想し、バーチャルで積立投資を行ったところ、通年5年の平均年利は14%~24%の間に収まりました。

この投資法のリスク軽減はレバレッジを下げることだけではありません。
積立投資を行うこともリスクオフの効果をもたらします。

 

ドルコスト平均法プラスαの考え方

この手法はドルコスト平均法と呼ばれる有名な手法を使っています。ドルコスト平均法はFXに限らず投資をやっている方は耳にしたことがあると思います。

買いスタートで投資する場合、できるだけ安い値で買いたいと思いますが、いつが最安値なのかは誰にもわかりません。そこで定期的に決まった数量や金額分を積み立てて投資することによって、購入単価を平準化します。

ただ私はこのドルコスト平均法にプラスαでレバレッジを加えています。リスクを減らすために最大で4倍までと決めていますが、自分の保有している平均約定単価よりも安ければレバレッジを上げるルールです。

通常のドルコスト平均法でも平均約定単価は下がり、購入通貨数量は増えるのですが、このルールによってさらにそれが顕著になります。

買いでポジションを持っているのに相場が下がって欲しいというのはおかしな話ですが、私は下げ相場を今か今かと待っています。下げ相場が始まることによって、平均約定価格が下がり、通貨数量が増えます。それが次の上昇期の利益額を大きくするのです。バネのようなもので下に押さえつけるほど、大きな反動で上へ上がってくれるのです。

 

最後に

以上が豪ドル/円(AUD/JPY)のマイルールとなります。南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のルールも基本的な考え方は同じですが、別ページで作っておりますので、そちらも合わせてご覧下さいませ。