資産1億円の作り方
1億円という数字
1億円という数字は皆さん夢見る数字ではないでしょうか。1,000万円でしたら普通に働き、節約して生活すれば数年単位で貯めることが可能な気もしますが、1億となると数十年かかってしまいます。
仮に毎年150万円を貯金しても67年かかります。22歳から働いていると仮定すると89歳、もう寿命で死んでいる可能性も高そうな年数ですよね。宝くじの2億円や3億円に夢が膨らむことも頷けます。
しかし私はあまり資産1億円という数字にはこだわっていません。
数字として心理的にインパクトがあるので使用していますが、当面の目標額は2,000万円です。もちろんいずれはこの2,000万円を元手に資産1億円を作る予定です。
何故2,000万円かというと、それだけあれば今のやりたくない仕事を辞めることができるからです。2,000万円を年利20%で運用すれば、年間の収入は400万円。税金、保険代等を支払ったとしても生活できる稼ぎとなります。
年利20%という数字が可能な数字であるかは豪ドル/円(AUD/JPY)のルールと南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のルールで述べています。
意外とローリスクで実現可能な数字であることがわかって頂けるかと思います。
資産は複利で増やす
知っている方も多いと思いますが、複利で増やすとお金は思っている以上に増えます。100万円を元手にFXで毎日資産を0.5%ずつ増やしたとしましょう。FXは土日はできないので月の稼働日数は20日とします。
資産が1億円になるのは何年後くらいだと思いますか?
答えは3年10ヶ月4日らしいです。
意外と早いと思った方も多いのではないでしょうか。
0.5%ですと元金が100万円でしたら20,000通貨保有し、1日25pips取れば達成できます。資産が増えるごとに通貨数量を増加させれば、1日25pipsのノルマは変わりませんので、数字だけ見るとリスクも少なく、不可能ではないような気がすると思います。
まあ実際は1日平均25pips取るのはかなり難しいですし、それが安定して取れる方は、もっと通貨数量を増やしてレバレッジを大きくすることによって、より早く1億円に到達すると思います。
私はまだ実力が不足していますので、年利20%程度のペースを考えています。
複利の考え方や私の詳しい資産運用ルールも豪ドル/円(AUD/JPY)のルールと南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のルールで述べています。
私の運用前の資産状況と一億円への道のり
資産運用開始前の私の貯金は1,100万円ほどでした。アラサーとしてはそこそこ多い方かもしれません。長年に渡り、物欲を抑えこみ、節約を続けた成果です。
しかし私のように底辺の会社で働いている人間と、エリート層との給与所得の差は、年々開いていきます。
20代ではそれほど差はありませんが、昇給、賞与、昇進などが絡み、格差社会という言葉を実感し、劣等感が大きく膨らんでいくのはまだまだこれからです。
話が逸れましたが、一億円への道のりを記します。貯金1,100万円のうち、100万円は何かあった時のために残しておき、1,000万円を資産運用に使い、毎月給料から10万円を積み立てるとします。
これを年利20%ペースで増やすと、3年で元金と利息の合計が2,000万円になります。
ちなみに計算はFXで利益を得た時にかかる所得税分も差し引いたものです。
この時点で底辺企業を退職し、自由の身になります。
その後は積立を行わず、年利20%で増やしていけば10年目には資産は1億円を超えます。ただ、こちらの状況は仕事をしていない前提なので、資産から生活費を工面しなければいけません。
その分を差し引くと実際に資産が1億円を超えるのはかなり先になると思います。
ただ、私の目的は仕事を辞めることにあります。毎日死にたいとか、辞めたいとか、苦しいとか考えながら生きるのが辛いからです。やりたくもない仕事は辞めて、好きな時間に起きて、好きな本を読み、好きな映画を観て、好きな時間に寝る。
私が資産運用を行うのはこの生活を手に入れるためです。
だから1億円を作ることが重要ではなく、2,000万円を目標としているのです。
2,000万円を作ることができればあとは急ぐ必要はないので、のんびり資産を増やしていく予定です。
それを達成するにはこのページで何度も出てきた年利20%という数字。
これをFXでいかに低リスクで実現するかを、次回以降豪ドル/円(AUD/JPY)のルールと南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のルールで詳しく解説していきます。