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仕事に行く前と、仕事中と、仕事が終わった後に「仕事辞めたい」「死にたい」「人生疲れた」「消えたい」と毎日考えている人間が死ぬまで書き続けるつもりのブログ。FXで億単位の資産を作り、底辺から脱出することだけを目標に何とか生きている。

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のルール

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私のFXでの投資方法は通貨ペアを豪ドル/円(AUD/JPY)と南アフリカランド/円(ZAR/JPY)に絞っています。
このページでは南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のルールを説明していきますが、基本的に考え方はどちらも同じで、豪ドル/円(AUD/JPY)のルールと重なる部分も多いですが、その点はご了承下さいませ。

使用しているFX会社は1通貨から売買が可能なSBI FXトレード です。


南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のマイルール


①毎月初めに5万円を入金。
②その日のうちに5万円分の南アフリカランドを購入。
・注文は成行注文
レバレッジは保有している南アフリカランド/円の平均約定単価と、南アフリカランド/円の現在値で判断する。1倍~最大4倍。
南アフリカランド/円が想定以上に下がれば毎月初めの入金額を増やす。
損切りはしない。
南アフリカランド/円の現在値が保有している南アフリカランド/円の平均約定単価を3円以上超えたら決済。
⑥決済で得た利益は翌月以降の購入分に状況を見てプラスする。


以上です。
曖昧な部分は裁量になりますが、そのあたりは状況によって判断が変わってくるので仕方のない部分だと思います。

各ルールの細かい理由などは豪ドル/円(AUD/JPY)のルールをご参照下さい。ここでは豪ドル/円のルールとは異なる部分だけを説明していきたいと思います。


オーストラリアドルのルールではレバレッジは0倍~4倍としておりましたが、南アフリカランドでは1倍~4倍にしております。南アフリカランドはどんなに高値で推移していても基本的に購入はするということです。これは現在の南アフリカランドが10円近辺で買えるからです。
豪ドルは現在90円台で、下げ幅がかなりあります。リーマンショックの時の水準だと50円台まで落ちたこともありますので、30円以上もの下落が考えられるということになります。大きな下げがあったときに、レバレッジの大きな買い注文を入れて平均値をしっかり下げられるように、高値圏では購入しないこともあります。
しかし南アフリカランドは下げ幅は大きくても10円程度ですので、リスクが少ないと見て、スワップポイントを増やしていけるように、毎月の購入は必ずするルールにしています。

オーストラリアドルでは10円としていましたが、南アフリカランドでは3円としています。ボラティリティの違いから当然です。ただこのルールはどちらかというと、豪ドルの方が決済の機会が多いと思います。これはスワップポイントがランド円の方が高いから意図的にそのような金額を指定しています。これも年利20%程度を目標とするため、リスクとリターンをコントロールしています。

 

AUD/JPYとZAR/JPYを選ぶ理由

豪ドルも南アフリカランドも高金利通貨として、有名なことはご存じの方も多いかもしれません。私は損失のリスクを極力少なくするため、スワップポイントに比重を置いた投資をしています。為替差益も狙いますが、円安方向にある程度大きく動かなければ、決済はしないルールにしています。そのため高金利通貨が私の投資対象となります。

ただし金利だけで選ぶと通貨価格が大きく下落して損をすることがあります。特に高金利通貨というのは比較的安定していない、新興国の通貨であることが多いので、世界的な金融危機などの際に、一方的に売られ、下落する傾向があります。スワップポイント派と呼ばれた多くの方々がリーマンショックで資産を失ったのはこのためです。そのため私のルールではリーマンショッククラスの下落が起きても強制ロスカットされないようにリスクを軽減しています。

いくつかある金利通貨国の中でオーストラリアは最も経済的に安定している先進国です。そのため金利面では南アフリカランドトルコリラに見劣りしますが、スワップポイント派に人気があります。私も真っ先に投資対象として選んだのは豪ドルでした。本来は豪ドルだけの取引でも良いと思っていたのですが、現在南アフリカランドも投資対象となっているのは以下の様な思惑からです。


①豪ドルの一本足打法ではリスクがある。

投資というものは株式投資にしても為替にしても、基本的に分散して行うことによってリスクを軽減します。マイルール自体がかなりリスク軽減をした慎重なものですが、それでも分散投資でさらにリスク軽減を図っています。
オーストラリアが経済的に安定しているとはいえ、ずっと成長し続けてくれる保証は何もありません。仮にオーストラリア経済が100%順調に成長するとしても、為替には自然災害などの地政学的リスクも影響しますし、絶対はありません。この記事を書いている2015年7月現在ですと、中国株のバブルが弾けたと言われており、豪ドル円は円高方向に大きく動き始めています。オーストラリアは中国との貿易が盛んなため、中国の景気の影響を強く受けます。このように他の国、世界全体の情勢が為替に作用するため、他の通貨も投資対象としたわけです。

②オーストラリアの近年の政策金利の引き下げ

各国が定める政策金利の差によってスワップポイントは決まってきます。2008年のピーク時に7.25%あったオーストラリアの政策金利は、2015年7月現在2%に落ち込んでいます。それでも先進国の中では高い水準を維持していますが、これがさらに落ちていくのか、それとも上がっていくのかは誰にもわかりません。
2015年7月現在ではしばらく現状維持となりそうな気はしますが、アメリカを除き、世界的に金融緩和の方向に向かっているので、長期的には少しずつずるずると下がっていく可能性も否定できません。
私の投資ルールはスワップポイントがある程度貰えなければ、旨味がありません。日本とオーストラリアの金利差がひっくり返ることは近い将来にはありそうもないですが、日本はゼロ金利政策をしており、今以上に政策金利を下げることができないため、オーストラリアの政策金利が下がると必然的に受け取れるスワップポイントが少なくなります。
このような事態が起こる可能性があるため、他の通貨ペアを投資対象としております。

③投資を始める時点での南アフリカランドの値

①②を踏まえ、私は他の通貨ペアにも分散投資をしようと考えました。その中で南アフリカランドを投資通貨に選んだ大きな理由は安かったからです。
1南アフリカランド当たり、10円前後で買えることが大きな魅力でした。これなら下げ幅は最大で1000pipsですので、ずるずる長期間にわたって為替が下がり続けたとしても買い続けることができますし、その間のスワップポイントもオーストラリアよりも高金利のため、多く稼ぐことができます。
他にもニュージーランドドルの場合は、オーストラリアドルと連動して動くことが多かったり、トルコリラSBI FXトレード での取り扱いがなかったり、南アフリカ自体の人口のことなど、様々な理由がありますが、一番はたまたま現在の価格が買いやすかった、ということです。

 

最後に

以上でマイルールの説明は終了となります。FXを長期的に見て投資する場合は、リスクとリターンのバランス調整が一番の問題となります。私はできるだけ低リスクな方法で最大限リターンを取るルールを作ったつもりですが、もっとリスクを冒す人にとってはリターンが小さすぎると感じられると思います。こっちは少ないかと思いますが、もっとリターンを小さく想定している方から見ると私のルールはリスクが大きく見える可能性もあります。
私のルールを読んで少しでも参考になったと思った方はご自身の好みのルールにアレンジし、リスクとリターンをコントロールすると良いと思います。
なお、できるだけリスクを少なくしてはおりますが、私のルールで想定しうるリスクにつてはマイルールのリスクで書きたいと思います。